LC01 ギア破損

3Dプリントしたギアが破損しました。 急勾配を無理に登ろうとスロットルを開いたら盛大な音とともにギアが砕けました。 ギア自体は光造形で出力したM06ギアです。破損までにバッテリー(タミヤLife)を20本以上使っていますので、かなりの期間持ってくれたとは思います。樹脂にはSK本舗のABSライクレジンを使っています。光造形にしては靭性があり、加工性がよく精度も高いので重宝していました。 今回はどういう機序で破損したのか判別不能で、レンコン状に軽量化の穴を開けたドライブギア(写真一番下)が割れているので、形状的に強度が低かったのかもしれません。あるいは、歯の欠けが最初に生じ、破片を挟み込むことでドライブギアが割れたのかもしれません。 とはいえ、ABSライク樹脂はそこまで強度があるわけではないことは織り込み済みでしたので、むしろ良く持ってくれた方だと思います。 ドライブギアの穴をふさぐかどうか悩みましたが、とりあえず同じ形状のデータで新しくギアを作りました。 今回の樹脂はSK本舗 高靭性レジンです。こちらはかなり靭性のある樹脂なので、これでしばらくまたテストしてみたいと思います。 LC01はギアの強度が不明なため380モータ専用のシャーシとしましたが、ギア破損があまり頻繁に起こるようならオミットしたスリッパークラッチも検討するかもしれません。 尤も、いくらでも製作できる3Dプリントのギアを消耗品と割り切ったほうが手っ取り早いかもしれませんが...